東大卒で3児のママでもあるタレントの菊川怜さん。
菊川さんは受験生のとき、東大以外も受験をしていて慶応医学部に見事合格していたというのです。
慶應医学部といえば、人気のある学部です。それでも東大に進学した理由は何だったのでしょうか。
それでは、見ていきましょう。
菊川怜は慶応医学部の首席合格だった!

菊川怜さんは、慶應義塾大学医学部を首席で合格しています。
これは、週刊文春の「阿川佐和子のこの人に会いたい」第707回インタビューで語られています。(↓2007年12月6日)
大学受験では東京大学理科一類とともに、慶應義塾大学医学部医学科首席合格、早稲田大学理工学部に合格している。
引用元:菊川怜(Wikipedia)
他にも、早稲田大学理工学部を受験して見事合格。
つまり、無傷の3連勝で、さらに慶應医学部を首席で合格しました。
ところで、なぜ受験したのか。気になりますよね。
なぜ受験したのか

菊川怜さんがの慶應医学部を受験した理由は、親友が受験するから。
親友と一緒に問題を出し合ったり、解いたりするうちに受験しようと思ったそうです。(↓引用元より)
菊川怜は、親友が慶応医学部を受験するということで、一緒に勉強していたそうです。問題を出しあったり、一緒に問題を解いたりしていくうちに、自分も受験してみようと思い立ったのだとか。
そのあと、一緒に受験した友人はどうなったのか確かな情報はありませんでした。(合格して外科医になったとの説あり)
もともとは、親友が受験するからという動機だったようなんです。
ところで、慶應大学の医学部に首席で合格することのメリットは何でしょうか。
首席合格のメリット

どうやら、慶應大学は首席合格したからといって特別扱いしないようです。(↓大学受験ガイドより)
しかし慶應義塾大学には特待生制度がありません。あるのは奨学金制度。
しかも、奨学金がもらえるのは、経済的理由により慶應義塾大学への入学が難しい人とあります。(↑引用元より)
ちなみに首席で卒業すると、金の腕時計が贈呈されるようです。
卒業!
— もりを (@morio_prog) March 23, 2021
学科首席だったらしく、慶応工学会賞を頂いてしまいました🙏
金時計、一生大切にします…! pic.twitter.com/3s6HMZez48
ただし、これは卒業時の話。ですが、菊川さんは慶應大学に入学はしていません。
メリットないじゃんと思われそうですが、慶應医学部の首席合格はとんでもなく難しいです。
慶應医学部の首席合格の難しさ

菊川さんが慶應大学医学部を首席で合格したのは、超高難度と言えます。
優秀な受験者1500人のうちのトップだからです。(↓菊川さんの受験期と思われる1995年のデータより)
まず偏差値70は、87.7万人の受験者がいたとして、そのうち上位約2万人に絞りこまれます。(上位を2.28%とした場合)
慶應医学部の受験者を1500人とすると、さらにそのトップということになります。(↓慶應医学部の受験者数)
2006年 1914人(最多)
2021年 1045人(最少)
※1995年のデータが見つからなかったため、最多と最少の中間で受験者数を1500人としました。
菊川さんが慶應大学医学部を首席で合格したことは、いかに難易度が高いか伝わったでしょうか。
とてつもない成績(首席)で合格したのに、菊川さんは東大に進学しています。その理由について触れたいと思います。
菊川怜が慶応医学部ではなく東大に進学した理由

菊川怜さんが、慶應医学部ではなく東大に進学した理由はつぎの2点を挙げています。
- 自分の将来を選ぶことにためらいがあった
- 将来のことをゆっくり考えたかった
それぞれ、見ていきます。
①自分の将来を選ぶことにためらいがあった

菊川さんが慶應医学部に進まなかった理由は、世の中のことを何も知らない時点で自分の将来を選ぶことにためらいがあったことを挙げています。
これは、学校用教材のインタビューで語られています。(↓2014年6月)
(聞き手) でも、医師という職業までにはいたらなかったと。
(菊川) はい、(中略) 私自身が優柔不断だったというか、まだ世の中のことを何も知らない時点で自分の将来を選ぶことにためらいがあったんです。
少し補足すると、漫画『ブラックジャック』や人体の構造には関心はあったと答えています。(↑引用元より)
慶應医学部に首席で合格したけど、職業として医師になることには「ためらい」があったというのが理由でした。
つづいて、2つ目です。
②将来のことをゆっくり考えたかった

菊川さんが、東大に進学した理由は、将来のことをゆっくり考えたかったことを挙げています。
これも、学校用教材のインタビューで語られています。(↓2014年6月)
(菊川) そして、受験に合格するために受験勉強をするような環境にいたので、だったら、とりあえず東大に入ってみてから将来のことをゆっくり考えてもいいんじゃないかって。
ちなみに、菊川さんが工学部建築学科を選んだのは大学2年生のときに家族でイタリア旅行で目にした建築物に感動したからだそうです。(↑引用元より)
誤解されがちですが、これは東大を選んだ理由ではなく、入学後の進路を選んだ理由になります。
つまり菊川さんが東大に進学した理由は、将来のことをゆっくり考えたかったからでした。
まとめ
まとめです。
菊川怜さんは、慶應医学部を首席で合格していた!
受験したきっかけは、親友と一緒に問題を出し合ったり、解いたりするうちにそうなった。
慶應医学部ではなく、東大に進学した理由は「自分の将来を選ぶことにためらいがあった」「将来のことをゆっくり考えたかった」から。
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